トロールの森2022
- twiggy0118
- 2022年11月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年2月15日
国際野外アート展
「トロールの森」終わりました。
お初の参加で、半年にわたって審査から始まり、ミーティングやら現地公聴会やら、、
アートオタクとしては、芸術祭に関わるのはよだれもので(笑)
まず、パフォーマンスさせてもらえたことに感謝いたします。
「ダンサー」ではなく「踊り手」として身体で表現をするために形を模索しているときにむったんが誘ってくれて
10年一緒に踊ってないけど大丈夫か?と感じつつのスタートでしたが
今の自分たちそのまま、何も飾らずそのままで、お互いにパフォーマンス出来たように感じます。
自分のカラダに向き合えた時間、踊りだけじゃなく空間創りを出来た事、本当に有り難かった!
事務局の方の提案で
パフォーマンス場所を毎回変えて
それに伴って衣装も変え、小道具も追加したり、変化したり、、
毎回新鮮でサイトスペシフィックなパフォーマンスが出来てどの回も楽しかった。
毎回改善を重ねて徐々に形が出来て作品になっていったけど、段階を味わうこともまた面白く。
自分の想定では
もう少しざっくばらんな即興のつもりだったんだけど。。
お客さん的には見やすかったとは思うけど、
もっと偶発的な不正解だらけ隙だらけの即興の面白さを作るのにはどうしたら良いんだろう。
即興パフォーマンスというものの作り方をもっと自分なりに探ってみたいな。
最終日の、雨の中のパフォーマンス、
なんとも忘れられない光景。
雨の感触と 冷たさと 風と空と 冷えていく体と。
生きていることを感じた。
踊りがどうこうよりも、自分の生物としての存在を感じたすごい経験だった〜。
パフォーマンス中は不思議と全然寒くも感じず(鼻水は出たけど)雨が降っているのも自然に思えて、すごいきれいな時間だったなー。

アーティストさんの作品から感じるもの。
ビビビっと素敵だな、と思う感覚。
作品の意図を知ることの面白さ。
振り返ると、自分たちのパフォーマンスのこともだけど、他の作品もやはりとても印象に残っていて
単独ではなくトロールの森に参加したんだな、という実感。
散歩に来る人たちとの触れ合いや
公園が夏から冬になるさま、
親子連れ、犬の散歩、ママ友会、ボーっとする人、ロードレースの人達、、
色んな人の日常があって、
ある日にょきっ と善福寺公園の日常に突然生えた芽みたいな気分だった。
偶然だらけの今回、
思いがけない人との再会とか、
何度も用事が出来て何故か西荻窪に呼ばれまくった数ヶ月。
コミュ障多発でストレスだらけだったけど、
人に助けてもらうことの有り難さを感じ、人との繋がりの心強さを感じ、
自分の弱さと色々向き合えて、
ひとりが好きだけど、また続きを見たくなった。
形にするってやっぱり大事だな。
感覚と体に 自分のフォーカスをぐぃっと向かせて貰えて、感謝です。
また次へ進みます!!
有難うございましたーーー!

photo:しずか
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